公歴から各国の内部事情まで、フレーバーテキストを読みつくしてみたい!

公歴801年

第33節:ほとんどが他国に援軍に向かっていたマキナスにおいて一部の工兵部隊だけは残っていた。破壊された無人の街を修復するためである
結果壊す街に困らなくなったドラゴンたちは大きな足止めを食らうことになる
第46節:クアラマルタの開戦と呼ばれるデメテーの戦いが分水嶺となった。助け出されたデミゴットの一人アンジュを中心としてデメテー、カナタナ、マキナスのミニオンで構成された軍が初めてドラゴンを真正面から打ち破った
第57節:アグマ攻略部隊のドラゴンたちにとって予期せぬ事態だった。ザ・ピークのほぼすべてを手中に収め、後はゆっくり下層の密林などを攻略すればいいだけのはずだった
しかしデメテーで目撃されていたはずのデミゴットとマキナスの部隊がアグマの残存勢力と共に待ち構えていたのだった
第60節:赤天の戦いによりアグマ攻略部隊は壊滅した。以降アグマは侵攻を受けることはなくなり、安全地帯として国土を他国へ開放対ドラゴン戦線の本拠地として補給、救護、休息に尽力する
第61節:赤天の戦いの次にアンジュたちが向かったのはタナトスだった。自国よりも世界情勢を優先していたカナタナなどに比べてタナトスを優先したのは意外な選択に見えたかもしれない
第77節:アンジュとそれに同行するマキナスの戦士たちの援護を受け勇気づけられたタナトスの住人の空中特攻によりタナトス攻略部隊の竜巫女が打ち取られた。この一戦を痛み分けとして以降、タナトスへの圧力はなくなった
助けられても感謝をしないのではと考えられていたタナトスの住人たちであったが、意外なほどの感謝と歓迎を受ける。上層部腐っていただけでむしろ助けを求めていたのだ
第80節:一方ワイルドランドに向かったエラルダスはすぐにドラゴンの聖地にはいかず別の支配階級であるファイブスターに話をしに行った。ワイルドランドのミニオンたちは縄張り意識が強く、大群による行動が嫌われることとを知っていたためである
第88節:ドラゴンの聖地で始まったエラルダス対リジェネレイト本隊との戦い。エラーの魔術による短期決戦を想定していたがそれを阻むものがいた
ゲレロフォン敗亡後統率力を失ったポセイド攻略部隊を丸め込んだ竜騎士セリーヌが連れる別同隊、青いドラゴンの一派である
第92節:激しい戦場と化したドラゴンの聖地で無数の遠吠えがこだました。劣勢だったエラルダスの思わぬ援軍は友好の条約を結んだファイブスターにより派遣された無数のビーストの群れだった
第93節:陸からだけではない、空を支配するファイブスターからも援軍が送られてきた。動揺するドラゴンたちの統率が乱れる。この瞬間がエラルダスの戦士たちが命懸けで作り出そうとしていたものだった
エラーはマントをかなぐり捨て戦場の中央に躍り出た。狙うはリジェネレイトの首、ただ一つ
第97節:エラーの放った灼熱の熱線がリジェネレイトに向かって放たれるが側近のドラゴンが逆撃せんとその身を投げ出す
しかしニンフとの契約でその身を守られたエラーには届かず、逆に熱線は身を投げ出したドラゴンを貫通しリジェネレイトを貫いた。直後世界全てに轟くかと言わんばかりの断末魔の悲鳴が響き渡った
第100節:ドラゴンの降伏後、デミゴットが箱詰めになっているという話を聞いて功を焦ったポセイドの戦士の一人が別の箱を開けてしまった。これがリジェネレイト戦最後の犠牲者となった
第101節:エラーがリジェネレイトを倒した事実が六か国の中で最初に伝わったのはカナタナだった。エラルダスと六か国をつなぐ伝令役のミニオンがカナタナ出身であったからである
その後小さな燕たちが世界各地を回り竜大戦の終結と勝利を知らせて回った。その所要時間は三日。燕たちは歓喜と興奮に疲労も忘れて飛び回っていた
第109節:リジェネレイト敗亡を最初に知ったのはカナタナ攻略部隊のドラゴンたちだった。後に臆病者として記憶されているがカナタナの竜騎士が降伏を宣言したことでドラゴンは全滅を免れ多くの命が救われた
自分たちの進退はもちろんワイルドランドを離れていた全てのドラゴンたちに招集をかけたのも彼らだった
第113節:マキナスの中央部に存在するエイセヴァイスの氷原にて展開された最終決戦は六か国に残存したドラゴンたちの生存権をかけた戦いだった。そしてエラーとアンジュが唯一共闘を果たした地でもあった
第124節:ついにこの時が来た。アームズの姿をしたアンジュが天昇を始めた。その場の全ミニオンが彼女に祈りをささげた。エイセヴァイスの氷原は終戦の地であり、アンジュの安息の地として長く記録されることになる
終節:竜大戦の終結をどこに置くかは歴史家でも意見が分かれるところであるが、最も一般的な見解としてセンシュウによって捕縛された竜騎士が降伏した時となされている
敗北し行き場をなくしたドラゴンたちは一時カナタナ預かりとなった。最初は反発も生まれたが、カナタナの懐の深さと過去を鑑みない姿勢に徐々に感化され次第にカナタナの一員として溶け込んでいった

公歴802年

第1節:竜大戦で各国が追った傷はあまりに大きかった。その代わりかつてないほどの協力体制も見られた。エラルダスがその一例である
エラルダスの参加者からは「国境は本当に必要なのか?」といった論も生まれた。それが後に新たな戦いを萌芽させるとはこの時まだ誰も気づいていない

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