公歴から各国の内部事情まで、フレーバーテキストを読みつくしてみたい!

タナトス征伐

召喚士と召喚獣の活躍により復興がだいぶんと進んだころ、今までデミゴット狩りや冥府の鱗粉によるパンデミックなど様々なことをやらかしてきたタナトスに制裁を与えることになった
制裁の内容は「現政権返上かつ五か国管理による新政権樹立」を受け入れるか否かであり、相容れない、または3カ月という回答期限を超過した場合は五か国連合による征伐隊を派遣することが勧告された

支配階級であるデーモンたちは当然この要求を突っぱね、回答期限を過ぎても音沙汰がなかったため正式に征伐軍を編成することとなった
ただこの時誰を司令官にするのかが問題視された。エルフが立候補したが私怨が強すぎるので当然のように却下
最終的にアグマの評議員に推薦され、カナタナの皇族にも賛意を示されたラスが就任した

ただアヴィアンはこの制裁に否定的だったらしく、その理由はアヴィアンが考える大義と制裁の目的が合致していなかったのが理由だとか。そのため征伐軍に参加することもなかった
また、この時アケミは配下にカナタナ随一の忍者を抱えていたことから、カナタナの間者なのではないかと疑われ征伐軍から外されたという噂が立つことになる

リリアンは故郷を責める軍でありながら後に作られる新体制をまとめるためにリリアンの信望者のデーモンが必要だということで参加することになる

こうしてタナトスにたどり着いた征伐軍と、リリアンに率いられたデーモン軍はタナトス軍に牙をむく
1対5ヶ国ではかなうはずもなく、たった2ヶ月で制圧され、タナトスの住人たちはグラン・クレバス引きこもらざるを得なくなっていく

マジェストの建国

タナトス征伐が無事に終わったのもつかの間、その1ヶ月後、今度はラスがタナトスの地上部分にてマジェストの建国を宣言する
迅速にマジェストを建国できたのは工兵として優秀だったゴレイムたちの存在や、タナトス征伐軍の体制をそのまま国家の基本姿勢に組み込んだ軍事国家だったということがあげられる

元々征伐軍だったものの中には当然六か国それぞれの重鎮がいたが、帰還命令を出しても大半は自らの意思で帰ってこず、ラスは少なくとも暴力などではなく兵士の信望で取り付けていた
また急造の国であるかと思われていたマジェストだったが、実は九神龍の一体アクアマリンというとてつもない後ろ盾を持った状態で建国をしていた

しかし竜大戦の傷も冷めやらぬうちからドラゴンと共にかつての同輩と闘うことに不信感を持つ国民も増え始める
また平和を謳っていながら他国との戦争を繰り返しているためラスの掲げる理想論とはかけ離れていたことから徐々に熱が冷めていったものも多い
最終的には国境否定派とは名ばかりの各国にいられなくなった犯罪者も集まりだす無法国家と化していった

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