公歴から各国の内部事情まで、フレーバーテキストを読みつくしてみたい!

マジェストによる12宮スピリットの捕獲

アナザーホールがグランクレバス内に出現したことでその地上部に位置するマジェストはスピリットの存在に気づいていないものさえ多かった
しかし、そんな中「12の星座を象徴するスピリットをすべてが集えば、強大な力を発揮する」ということを捕らえた星文学者リリアから聞き出したラスより「世界に散らばった12宮スピリットなる存在の情報を集めよ。可能であれば捕獲せよ」という勅命が下されることになる
結果、ラスによって作り出されたモンスタースラグをはじめとする様々な斥候用ミニオンが各地へと散ることになる

ラスの下を最初に訪れたのは蠍座だった。ラスは彼に12宮スピリットたちを帝国が全力で庇護すると伝えていたため、その言葉を信じていた
それどころか、他の12宮スピリットたちをラスの下へいざなうよう動いてすらいた

天秤座は、蠍座に誘われて帝国に恭順した。しかし、すぐにラスの企みに気づき、脱走を図ったが、無限増殖する能力を持ったウェイブスライムに阻まれて失敗
通常の牢では破壊されてしまうことを思い知らされたラスにより、水牢に幽閉されてしまったのだった

水瓶座は双子座や天秤座を捕らえたウェイブスライムの能力も魔法も聞かなかったが、捕獲を専門とする蜘蛛の力を持つミニオンアラクネによって捕らえられることになる

冥府に出現した山羊座は十三番目の光導スピリットである蛇使い座によって幽閉されていた。それがどういういきさつによってか帝国側に引き渡されていたのである

牡牛座に関しては詳しい描写が書かれていないため不明だが、おそらく双子座や天秤座などと同じくウェイブスライムによって、もしくはアラクネによって捕獲されたと思われる

12宮スピリットの捜索

12宮スピリットの半数が皇帝ラスによってとらえられているという知らせから、残る12宮スピリットの捜索が開始された
いて座はガイ・アスラとの戦いにおいても活躍していたので難なく保護することになる

六か国の中で唯一公式に12宮スピリットの探索に手を出したのがデメテーである。普段デメテーは騒乱から遠くに身を置きたがることが多いが、今回積極的になった理由の真相は判明していない
一説によれば牡羊座の12宮スピリットの子守歌が心地よかったためモルフェオたちがやる気を出したとか
その牡羊座はブリガンテと友好関係になったらしく、護衛役を買って出たこともあり保護されることになった

「BS12宮の陣」において最も非協力的だったのはカナタナである。他国は領空をスピリットが通過するぐらいは黙認していたが、自国領への侵入することすら許さなかった。マジェストとカナタナの内通のうわさはこのころから広まっていった
しかし逆に12宮捜索において最も早く保護されたのもカナタナである。乙女座は通りすがりのホワイトキャットにつられてフラフラと歩いて行った結果秘法同盟に保護されることになった

スピリットによる12宮スピリットの捜索

アグマ、マキナスに遅れてカナタナ、デメテー、ポセイドでもアナザーホールが開いた。新たに出現したスピリットを巻き込み、「BS12宮の陣」は終盤戦に突入していく
帝国側に牡牛座、ふたご座、天秤座、さそり座、やぎ座、みずがめ座、スピリット側に牡羊座、おとめ座、いて座。行方知れずなのがかに座、しし座、うお座の三体。この陣容から戦いは佳境を迎える
帝国軍に対して劣勢だったスピリットたちは色によってそれぞれ握割分担をすることにした

緑のスピリットたちの仕事は、協力を表明したデメテーのミニオンたちと共にかに座、しし座、うお座の三体の捜索である
かに座に関しては犬猿の仲であるエイプウィップ等猿のスピリットたちが柿の木の下で発見した

獅子座はラグナ・ロックによって発見されることになる。発見時手傷を負っており、危険な状態だった獅子座へラグナ・ロックが自らのコアを与えることで、獅子座の力をよみがえらせた

うお座は帝国軍に捕らえかけられていたところをハーキュリーΩ含む緑のスピリット・ミニオン混成軍が応戦。最終的にホウオウガが駆けつけ、その巨大な翼が巻き起こす風によって帝国軍を混乱させることに成功する

アナザーホールの「鍵」の捜索

12宮捜索の裏では秘法同盟がアナザーホールの作成方法を理解した。ミニオンの世界とスピリットの世界をつなぐために「鍵」が必要というものである
スピリット襲来時に必ず来ていると思われる鍵を捜索するために黄色のスピリットたちの協力を得ることになった

捜索の中でスピリットたちの世界において、天使たちの命で7つの鍵を探すために冒険したロロのことをペンタンの話から思い出すことになる
6つに分かれたスピリットの世界を行き来する能力を持った唯一の存在だったこともあり、「鍵」の存在はロロであると推測された

ロロを発見したのはリーンだった。アナザーホールを開くために無事に秘法同盟へと引き渡す必要がある。よってブレイヴの協力によりロロの姿をカモフラージュさせることで天使たちは任務を果たすのだった

12宮スピリット奪還戦

青のスピリットに当初割り当てられていたのは緑のスピリットと共に12宮スピリットの捜索であったが、アンブロシウスからの提案により、12宮スピリットたちから信用が高い交渉人であるミクスに蠍座の説得をしてもらうことでとらわれた6体を脱走させるため、帝国へと向かうことになる

交渉人を潜入させるために陽動部隊と潜入部隊に分かれることになる
陽動部隊に選ばれたのは天性の破壊魔オライオン。一撃で建物を10棟以上も壊して回る破壊活動によりミクスは帝国の首都へと潜入する
潜入したミクスは聞き込みのみで蠍座の正確な場所を手繰り寄せた。頑なな蠍座を説得するまでに48時間も要することになるが、合意の握手が交わされた瞬間は喝采よりも安堵のため息が大勢を占めた

その後合図を受け、アレクサンダー率いる青の巨人が帝国内の12宮スピリットの隠れ家を強襲する。脱出に成功した12宮スピリットたちは救出に来た青のスピリットたちに連れられ、秘法同盟の下へと急ぐのだった

スピリットの帰還

12宮スピリットがすべてそろい、アナザーホールを開くカギであるロロも発見された。後は帰還するのみのはずが帝国軍から送られてきた12宮スピリット奪還軍の戦力は想像以上でまさに総力戦の様相となった

戦闘中にもかかわらず秘法同盟の魔術師たちはアナザーホール作成を強行させる。彼らを守るためにスピリットたちの意思とは言え多くのスピリットがその身を盾にすることとなった

そんな中、あるスピリットがアナザーホールを通らずにこの世界に降臨する。降臨したグラン・サジット・ノヴァに最強のブレイブが合体した。たった一体の登場が、包囲され、不利だった形勢を完全に逆転させた

アーサーの大剣が帝国の誇る竜の喉を貫いたその時ロロを中心に巨大な虚無の球体が完成した。これこそが人口アナザーホールである
人口アナザーホールの完成により真っ先に12宮スピリットたちが送られていく。阻止しようとする帝国軍だが、ガンディノスをリーダーとする部隊が強力な壁となっていたこと、「12宮を破壊してはならない」という命令があったことが重なり、阻止することはかなわなかった

12宮スピリットがアナザーホールの向こうへ消えると帝国軍は包囲を解き、自国へと撤退していった。すべてのスピリットは虚空の彼方へ戻り、「BS」は終幕した

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